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熊本 熊本市 保田窪 の 内科、消化器科、循環器科、アレルギー科の家庭医。訪問診療も承っております。

お知らせ

☆インフルエンザ予防接種
10月1日より当院でも予防接種開始します。昨年はワクチンの供給が遅れましたが、今年は心配ないようです。
料金は3500円(2回目2500円)
65才以上が1500円となります。
厚生労働省の指針では1回接種を推奨しています。

☆高血圧治療
ガイドラインでは家庭血圧135/85↑、医療機関血圧140/90↑が高血圧となります。年令、体重、生活習慣、合併症など様々な背景因子があるため、一概には言えませんが、早期に治療を開始した方が健康寿命を考えると賢明です。

☆癌の予防
・現代では半分の方が癌でなくなっています。しかし、予防、予見できる癌はあります。40才過ぎたら毎年検査を受けましょう。
・タバコを吸っている50才以上の方は年に1回は胸のレントゲン、2年に1回は胸のCTをして下さい。
・ピロリー菌陽性の方は除菌したあとも毎年胃カメラをして下さい。
・50才以上の男性は毎年PSA(腫瘍マーカー)を調べましょう。
・女性は20代から子宮、乳房検診を受けて下さい。
・体重減少、味覚異常、糖尿病発症なども癌のサインです。

なるべくストレスをためないで旬の食材を含め1日25種類以上のものをとりましょう(特にブロッコリー、青魚など)。十分な睡眠も大事です。


☆糖尿病
日本人は肥満などなくとも糖尿病を発症しやすく、現在も1000万人を超える患者さんがおり、予備軍も加えると相当です。
周知のとおり、糖尿病は様々な合併症を引き起こします。高血圧同様いわゆるサイレントキラーです。
治療薬の進歩で2型の糖尿病はかなりの患者さんがインシュリンを使用せず治療できるようになりました。
食事療法、運動療法が必要なのは勿論です。
予備軍の患者さんも将来的に重大な合併症を伴うことがありますので、空腹時血糖が正常だからと安心しない様にして下さい。

☆高コレステロール血症
日本人の食事が欧米化したことと車社会になったことなどから右肩上がりに患者さんが増えてきてます。
特に女性は閉経後に増加しますので気をつけて下さい。
LDLコレステロールが140mg/dlまでが正常ですが、LH比(LDL-C/HDL-C)が重要で2.5以上だったら動脈硬化や血栓のリスクが増えます。また心筋梗塞や狭心症の発症、再発を防止するためにはLDLコレステロールを100mg/dl以下がよいという結果も出ています。

☆高尿酸血症
ガイドラインでは7mg/dl↑となっており、9mg/dl~10mg/dlをこえると痛風発作を引き起こします。
8mg/ml↑が薬物療法の対象となります。(6mg/dl↓を目標)
大体尿酸値の高い人は、中性脂肪、血糖が高くHDLコレステロール(善玉)が低いです。
食事療法はまずアルコールを減らし、低プリン体のものをとることです。
運動療法は散歩が一番、ジョギング、筋トレはいけません。

☆漢方薬について
先日NHKで漢方医療の特集がありましたが、針や灸の効果に驚きました。(特にワンチャンのヘルニア)
当院でも漢方薬を多数処方していますが、その効果を実感しております。なかなか奥深く、さらなる研鑽が必要だと思っています。
風邪→葛根湯、麻黄湯、補中益気湯
便秘→大建中湯、麻子仁丸、防風通聖散
認知症→抑肝散、人参養栄湯、黄連解毒湯
頭痛→五苓散、釣藤散、呉茱萸湯
胃腸障害→六君子湯、半夏瀉心湯
以上の様な漢方を使用して治療にあたっております。
漢方薬にも芍薬甘草湯(こむら反り)、五苓散(頭痛、めまい、むくみ)など即効性を期待できるものもあります。

(以上平成30年9月30日更新)
☆肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は成人の肺炎の原因の多くを占め(25-40%)ており
厚生労働省は平成26年10月1日より満65才70才75才80才85才90才95才100才
の方に肺炎球菌ワクチンの接種を始めました。
自治体により異なりますが、熊本市では4,600円(税込)の負担で
接種できます。インフルエンザの予防接種も1~4日あけて接種すると
肺炎の予防効果も上がるそうです。

トピック
アレルギー性鼻炎における舌下免疫療法
舌下免疫療法は減感作療法(アレルゲン免疫療法)の一つ。
これまでは皮下注射で行われていた。
[方法]
今回製造承認が下りたシダトレインは、最高で1cc当たり2~4μgのスギ抗原である
Cryj1を含んでいる。
これを一日一回1cc、舌下に約二分間含んで飲み込む。
薄い濃度から始めて約3週目で維持量の高濃度に達し、推奨の二年以上
できれば三年間使用する。
しかし、最低2~3ヶ月で効果が出てくることから、花粉シーズン2~3ヶ月
前から始め、終わるまでの4~5ヶ月の服用でも一定の効果があるという
報告もある。

[効果]
治験では、飛散ピーク時にプラセボと比べて自覚症状が3割減少した。
他の試験では飛散ピーク時でも半分以上の人が軽傷で済んだという報告もある。
三年間の治療で、中止しても二年間は効果が続くという報告がある。
小規模試験では5~6年という報告もある。

[安全性]
皮下注射に比べると副作用が少ないのが特徴。しかし20%以下の割合で
口の中の粘膜の腫れやかゆみが起こることがあるが、軽症のものが主である。
海外では一億回に一回の割合でアナフィラキシーの報告がある。

[注意点]
○間違いなくスギ花粉症を起こしていることを確認する必要がある。(血液検査)
○スギ花粉飛散期は鼻粘膜の過敏性が亢進しているため、新たに投与は開始しない。
○アドレナリン使用の可能性もあるためβ阻害薬を使用している場合や
 妊娠中、ステロイド使用の場合は適応にならないと考えられる。
 重度の喘息では禁止忌。